世界の不思議生物 – こんなに長いする生物がいるの?動物界長寿番付

不思議動物

人間より長い寿命の動物って自然界普通にいます!

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現在、人間の平均寿命は日本の83歳が最も長いとされています(2011年データ)
しかし、医学が発達する前の原始時代は平均寿命はずっと短く縄文時代では30〜40歳ほどだと言われています。
(出生時の死亡率が高かったため、成人してしまえば現代人と変わらないともいわれている)

しかし、人間生きたって100歳とちょっと
歴代世界最高齢がフランスのジャンヌ・カルマンさん122歳164日
男性は木村次郎右衛門さん116歳54日
これでも、十分バケモノクラスに長生きしているのですが。。。
(一世紀と四半世紀って。。。)

そんなん問題にならないぐらい長いの生き物が自然界にいます!

ムカシトカゲ(トゥアタラ)

寿命:100〜150年

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ニュージーランドだけに生息するムカシトカゲは、全長610mm、体重1kgほどでそんなに大きくはありません。
姿は他のトカゲに似ているもののトカゲ類とはかなり異なる系統の爬虫類で、約2億年前の恐竜時代に多くの種を擁したグループの唯一の生き残りです。
同じく、トカゲとかなり近種の蛇とも実は遠い存在です。
ムカシトカゲはSphenodon (スフェノドン)属の総称であり、現生のムカシトカゲ目にはSphenodon 属1属しか存在しません。
1895年とかなり早い段階から絶滅危惧種に指定されています。

ムカシトカゲの長寿の秘密は(おそらく)全爬虫類の中で最も成長が遅いことです。
35歳まで成長を続けます。

あっさり人間を超えてきましたね。

ホッキョククジラ

寿命:150〜200年

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ホッキョククジラは体長が15~18メートル、特徴は、大きく湾曲したアーチ状の口ですが、口だけで4~5メートルの長さがあります。上あごは細長く、マッコウクジラの頭部を上下逆さまにしたような感じです。
ホッキョククジラの寿命は、かつては他のクジラと同程度の60~70年ほどと考えられていました。
しかし最近の詳細な研究により、少なくとも数頭の個体は150~200年程度生きているという信頼のおける結論が得られたそうです。

ホッキョククジラの雌は90歳でも繁殖可能なようで、その寿命の長さから更年期障害に陥ると考えられているらしいです

以前、100年前の銛が刺さったクジラと言ってホッキョククジラが取り上げられていました。

彼らもまた絶滅危惧種で存命の個体でも長寿が故に生殖機能がないものもいるのではないだろうかと叫ばれています。

ミル貝

寿命:160年~

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日本や中国などのアジアで人気の食材であるミル貝。
ミルクイとも呼ばれます

貝は長生きするものがおおいですね

寿命:250年〜

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亀は脊椎動物では最も長生きすると言われています。
2006年に死亡したアルダブラゾウガメのアドワイチャは、世界最高齢の動物で250年以上生きた可能性があると考えられています。
他にも、推定175年生きたとされるガラパゴスゾウガメのハリエットなどが有名です。

アドワイチャの記録は科学的根拠がないものの現在炭素年代測定で甲羅から年齢を測定する試みをしています

アイスランド貝

寿命:400年〜

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アイスランドガイは非常に長生きな事で知られている種であり、最も長い記録は8.6cmの個体で507歳というものがあります。
これは動物の中では最も長生きした個体ではないかと考えられている。
この個体は中国王朝に因み「明」と名付けられました。
1499年生まれという驚異的な生物です。。。
ちなみに本物の「明」は1368年 – 1644年
リルタイムで生きていたんですね。

イスランド近海の北極海で獲れるアイスランド貝はアサリやハマグリに良く似た2枚貝で、数年前に405~410歳と思われる個体が発見されました。
貝殻の年輪を数えることで年齢を測定することができるそうです。
ちなみにこの貝を採取したときはまだ生きていましたが、年齢を調べる際にはがした事で死んだそうです。

海綿動物

寿命:1550年〜

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南極海に住む海綿動物は低温の海水により成長が遅く、なんと1550年生きている個体が発見されたそうです。
しかし、その名の通り生物学上動物であり、一般的なそれとはかけ離れた姿をしています。

綿というぐらいなので、細かい網目状の海綿質繊維からなる骨格は、スポンジとして化粧用や沐浴用に用いられるようです。

ベニクラゲ

不死

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はいきました、不死の生物ベニクラゲ。
ベニクラゲは1度死んだように海底に沈んでから根状態に変わり、幼生のポリプという状態に若返ることから「不老不死のクラゲ」との呼び名もあります。 そのため理論上は永遠の命を持つとも言われています。

当然ながら、個々のベニクラゲは食物連鎖において常に捕食される可能性があるので、本種の全ての個体が死を免れているというわけではありません。
(永遠の命というわけではない)

老化現象が起こらないわけではなく、個体が若返る現象です。

まとめ

いかがでしたでしょう!
植物は平気で1世紀、2世紀生き延びますが、動物で100年〜不死と言うのは。。。
生物の不思議はスケールがでかすぎます。

しかも単細胞生物には老化(寿命)という概念がないというではありませんか。。。
たしかに、分裂し増殖するので同じ個体といえば同じなのですが笑

多細胞生物はその環境適応能力と引き換えに老化という現象が発生します。
現在も老化の原因はいまいちわかっていないようです。

最有力はプログラム説、エラー説、活性酸素説などがあります。
どれも、細胞が分裂するに連れて分裂の限界、DNAのコピーエラーなどが発生するというものです。

理屈上ではこの老化を取り除けば不死になれるとのことです。

というか、ベニクラゲは自分が不死という認識はあるんでしょうか?

でも、終わりがあるから人生は楽しいんだろうなともちょっと思います。